新緑の奥会津と只見線

08日(金)、新緑の只見線撮影に行く。毎度のことだが金曜日は午後の二便撮影になる。行先は定番の大沼郡金山町大字水沼字沢東の第四只見川橋梁俯瞰、そして大沼郡三島町大字早戸の早戸俯瞰。遠景且つ新緑なのでやや曇りが好みなのだが、この日は晴天で雲ひとつなく、発生する輝度差や影などをどう対処するかを思案しながらの撮影。

字沢東の第四只見川橋梁俯瞰ポイント。写真では分かり辛いだろうか、新緑の鮮やかさが目に飛び込んで来るものの只見川の色合いは芳しくない。併し夏季はいつもこんな感じであり、太陽が高く昇り陽射しが強いと尚のことそんな風になる。


「山河萌ゆ」~ F10・SS1/200・ISO200・C-PL ~


車両は12:42頃通過の下り428D。新型コロナウィルスの影響で休校となっているが、平日は変わらずに三両編成となっているようだ。照り返しを抑えるためC-PLを使用、全体が暗くならないよう50%の効果とする。また新緑の山々を広めにフレーミングする。


先に述べたように輝度差などを配慮しやや暗めの露光で撮影し、後のレタッチで補正する。見通しは良いのだがコントラストをやや+補正し、川面の色合いを調整する。


こちらは早戸俯瞰ポイント。秋は紅葉、そして作春は陽射しが陰るのを待ちながら撮った。因みに左奥は大字大栗山字雨沼の霧幻峡へ続く早三橋。それにしても陽射しが強いとどうしても川面の色合いは宜しくない。


「眩い季節」~ F13・SS1/250・ISO200 ~


車両は14:36頃通過の下り427D。陽射しがあると車両手前側が影になってしまうのは致し方ない。効果は無いのでC-PLは使用せず。現像は「山萌ゆ」に準ずるがコントラストの補正は行っていない。


さて三月からの新車両、いよいよ新緑の季節となり遠くから眺めればそのカラーリングは風景にマッチしているようにも思える。何度も書くがそうこうしている内に見慣れて来るというか、新たな只見線のシーンが始まりました。


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