夏の勢いは去り、静まり返る奥会津

04日(日)、二週間ほど前に柳津町でソバ畑と只見線の撮影を行ったが、気付けば金山町方面は一ヶ月ぶりになる。目的は大沼郡金山町大字中川字大田面の稲刈り後の田んぼ。例年そこには僅かだがハセ掛けがあり只見線とのコラボが画になる。と、その前にまだ暗くて周囲が見渡せず、始発出発前の会津川口駅を眺める。

併しながら上画像、夜景としては暗さが足りずもっと日が短くなってから再tryしたい。明るくなる頃に中川集落に向かうも残念ながらはせ掛けはなかった。昨年は「九月の末」に撮影したのだが今年は既に撤去されてしまったのか否かは不明。

さてこの日の目的は他に金山町大字水沼字沢東からの第四只見川橋梁俯瞰撮影がある。とはいえ季節的に勢いのあった夏の草木は静まり返り、いつもの構図ではない画を撮る。


静黙ノ季 ①」~ F10・SS1/100・ISO640 ~


静黙ノ季 ②」~ F8・SS1/125・ISO200 ~写り込む


①は撮り込むことのない下側の集落をフレーミングする。従って橋梁部は小さくなってしまい実験的な試みです。この日は曇りで絶好の鉄撮り日和ながらどうしても上部が暗くなり、現像は明度及びコントラストを上側から段階的に+補正する。


更に通常は中望遠で画作りするのだが①は標準域、②は望遠で切り取ってみる。川面は小波や静流を繰り返し、①はタイミングよく橋梁が写り込む。②は望遠なので特に写り込みは意識していない。車両は①07:17頃通過の上り424D、②は07:56頃通過の下り423Dだが、いよいよ会津川口駅05:21発の上り始発は暗くて撮影不可となってきた。


続いて数年ぶりに金山町大字大栗山字黄檗清水から下大牧集落を俯瞰で撮影する。因みに下大牧集落の住所は金山町大字水沼字下大牧、画像の道路は国道252号線。


「素 秋 ①」~ F10・SS1/125・ISO320 ~


「素 秋 ②」~ F10・SS1/160・ISO320 ~


車両は①08:56頃通過の上り426D、②は09:26頃通過の下り425D。この時間になると道路はそれ也に交通量があり、それらを省きたい場合は列車通過後の画像を撮り後に合成する。今回この場所で撮った理由は紅葉時のロケハンだが、取り合えず縦横で撮り構図などを思案する次第であり、つまりMaine Blogへ暫定的にupする。


先述したように薄曇りのフラットな光線の下、全体にはやや霞が掛かっており現像はコントラストを+補正し、加えて色合いの調整を行う。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。