磐梯吾妻レークラインから秋元湖の雲海を眺む

18日(日)、二日前の金曜日、四年ぶりに撮ってみようとロケハンを兼ね、耶麻郡北塩原村大字桧原の磐梯吾妻レークラインから秋元湖を眺める。裏磐梯の紅葉は良い感じになっていると聴いていたが、此処はまだ早い景観だった。

併しながらこの週末は急に冷え込み、もしかしたら色付き具合は進んだろうと出掛ける。前日は雨、且つその冷え込みで雲海も期待するのだが、到着すれば雲海は期待通りとなっていた。まだ暗い時間帯の到着なので夜空を撮ってみたりする。因みに深夜だとオリオン座は山頂付近の低い位置だと思われる。

まずは定番ポイントで朝焼けを待つが雲の状態が芳しくなく、ある程度撮ってから下画像の三湖パラダイス付近へ移動する。


露寒に山は彩る ①」~ F10・SS1・ISO200・HALF ND8 ~


露寒に山は彩る ②」~ F10・SS1/125・ISO200 ~


定番ポイントで撮った①はHALF ND使用。紅葉及び朝焼けの色合いを補正後、全体の明暗を調整。三湖パラダイス周辺で撮った②は暗めの露出で後に下部の明度を+補正する。余談だが一瞬の鉄撮りとは異なり撮影枚数は多くなる。そうなると後の選別が面倒になり出来れば少ない枚数で終えたい所だが、的確に構図を捉え画作りする能力が欲しい。


撮影後、耶麻郡北塩原村大字桧原字曽原山の曲沢沼へ行ってみる。予想通り多くのカメラマンが居りました。実は此処での撮影は何年ぶりになるのだろうか、古いデータを探すのも面倒になるくらい昔のことだ。


秋闌ケル」~ F10・SS1/13・ISO200・C-PL ~


ほぼ無風状態で写り込みは良いようだが、色付き具合はまだ早かった。従って右のツタが絡まる樹木でその奥を隠すような構図にしてみた。C-PLは照り返し除去ではなく、写り込みを強調する側の効果で使用する。現像は右側樹木の明度、及び紅葉の色具合を補正する。


帰路、耶麻郡北塩原村大字桧原字剣ヶ峯の諸橋近代美術館前を通れば、薄っすらと霧が残る景観に何処か惹かれ車を停める。


ホメオスタシスの宮殿」~ F10・SS1/2.5・ISO200・ND100 ~


水流の形状調整でND100を使用。撮影を進める内に霧は晴れて来るが、それでも絵画的というか独特な雰囲気の景観だった。現像は左側樹木の色合いを+補正する程度で、ほぼ撮って出しの色調と明暗、コントラストになっている。


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