只見線、今年初の川霧と新緑のコラボ

21日(金)、福島はまだ梅雨入りはしていないものの、この数日は雨模様で湿度が高い。こうなると只見川の川霧ということになるのだが、県の「ライブカメラ」で水沼橋や高清水大橋を見るとなかなか良い感じで霧が立っている。

ということで雨の中を向かってみれば、既に柳津町から霧が現れていた。そしてあちこち見て回るが、霧の形状は薄く俯瞰には向かないと判断し、撮影は目線の高さがほぼ同じになる大沼郡三島町大字川井字天屋原、歳時記橋近くからの第一只見川橋梁と大沼郡三島町大字名入字上居平の第二只見川橋梁とした。


因みに上画像は霧幻峡。舟着き場周辺は工事が行われており立ち入り禁止となっている。先に書いたように川霧の形状は薄く、川面や山々も隠れる状態がBESTです。

まずは第二橋梁で13:02頃通過の上り428D、平日三両編成を撮る。気付けばガードレールが立つ路肩部分が修復されたようだ。


川霧ノ静流ヲ渡ル鉄ノ路」~ F10・SS1/250・ISO400 ~


右側の樹木をフレーミングするか否か迷ったが、梅雨に関連付けしたタイトルに加え、更に青梅雨のイメージから新緑も撮り込んでみた。川霧の撮影は毎度のことだが気が揉める。今回も列車の通過まで橋梁が見えなくなったり川面が現れてしまったりを繰り返すが、何とか背景の山に棚引く霧も良い状態で撮影が出来た。


続いて第一橋梁では14:23頃通過の下り427Dを撮る。新緑の時期、此処に立ったことが無かったのだが、山藤が点在し綺麗な時にこんな構図で撮るのもいいな‥と、思った。


山繁ル」~ F10・SS1/250・ISO500 ~


タイトルは使い回しです。なかなか他が浮かびませんでした。川霧が山々を覆えば車両に寄った画作りを行いたい。撮影準備中は川面を霧が這っていたものの、次第に霧が流れレイヤー合成を考えるが車両通過前に下流から霧が流れ込み何とか復活しました。


今回の撮影時間は朝ではないのでそれ程ではないが、霧は青みが残る画像となる。従って二作品とも見た目に近付く補正、及び新緑の鮮やかさ表現でやや明るめにしている。


さて川霧の季節はいつ頃か聞かれることが多々ある。今迄は梅雨入りしてからお盆の頃と答えていたが、今回は新緑の時期と重なり、次回からは何と言って良いものか悩んだりする。


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