只見川、暑くて晴れると川霧は立ちません



18日(日)、梅雨明けとなり一気に暑くなりました。このような暑さと晴天が続くと只見川の川霧発生は厳しくなり、今回は直近にupした画像の撮り直し目的で奥会津に向かう。その途中、霧幻峡周辺では川霧が立っていたものの、始発便の時間帯なら何とかなりそうだが、予想通り強い陽射しと暑さで短い時間で消え行く。

まずは今月upした大沼郡金山町大字川口字館越からの会津川口駅俯瞰。どうしても05:32発上り422D、そして07:06発上り424Dの二両並んでいる所を撮りたかったのだが、ホワイトアウトとなり422Dが出発した後の画像となった。今回も画像のように山霧に遮られながら422D出発直前まで居座る。すると合間合間に見え隠れする瞬間があり何とか撮ることが出来た。


はじまりの朝」~ F10・SS1/60・ISO200 ~


イメージとしてはもっと引いた画角にしたいのだが、霧が流れる合間なので構図を整える時間的余裕がない。この画像は何とかAFで合焦したが、霧の状況に寄ってはAFが利かないことが多々あり、そんな時はMFで合わせても霧に阻まれ鮮鋭さが失われてしまう。


続いて先月にupした大沼郡金山町大字川口字堰口、尻吹峠からの大志集落俯瞰。列車が走行する景色は集落に寄った内容なので何とかなったが、全体的な景色は陽光の具合や雲、そして霧の状況で大きく変わり、イメージする景観に出会えなかった。


あの空はけふの暑さの所以也」~ F10・SS1/100・ISO200 ~


欲を申せば凹凸感のある雲、ないし霧が上空を流れれば更に良いのだが贅沢は言うまい。陽光は雲に遮られ届かず、森は黒く集落も沈んで見える。併し却ってそれが静けさというのか、まだ目覚めぬ夏の朝といった趣きがあり、その雲が消えれば奥会津特有の焼けるような暑さとなるだろう。


山を下り大沼郡金山町大字中川字大田面へ向かう。先月、丸印部の佐藤農機さんから矢印方向の只見線を撮ったが、その際は稲の成長がイマイチで撮影時から撮り直しを考えていた。併しこの日の二便目の頃はピーカンとなり逆光、従って立ち位置を少々移動する。


「炎陽の朝」~ F10・SS1/400・ISO250 ~


住所は大沼郡金山町大字中川字古七田。とはいえ先の位置と然程変わりはなく、此処からはサイド光となる。車両は 07:14頃通過の上り424D。絵的に背景の青空に浮かぶ雲が欲しかった。タイトルのようにこの頃になると汗が噴き出す暑さとなり、陽射しはジリジリと肌に焼け付くような痛みさえ感じる。


奥会津から恒例となった会津盆地へ向かう。上画像は大沼郡会津美里町米田字新田屋敷乙の桧ノ目踏切。車両は10:09頃通過の上り426D。実は奥会津で撮影をした頃から暑さで動画を撮る気力も失せ、何処でどう撮るかなど考えるのが面倒になっていた。従って踏切脇で手持ち&手抜き撮影となり、当然ながらそれはどうでもいいような内容となる。


此処のところ週末の度02:30起きの撮影が続き、暑さもあって知らず知らず疲れが溜まっていたのかも知れない。暑さが収まれば改善されるとは思うが、この陽気は暫く続くようであり、年々暑さに弱くなっていることに気付く。


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