只見線、露寒に山は彩る

31日(日)、今月中旬頃より只見線と紅葉の撮影が続いている。今年は台風が少ないので色合いが綺麗になるなどなど聴いていたが、私的に奥会津の景観は例年と変わりないように思う。そんな中、以前も書いたように始発便の時間帯がいよいよ暗くなってきた。それでも通過時は明るくなるも、準備で暗い山中に入るのは矢張り気が引ける。

そんな理由から始発便は先週も撮った大沼郡三島町大字名入字上居平、第二野沢街道踏切からの第二只見川橋梁正面とした。車両は06:03頃通過の上り422D。


一番列車がやって来る」~ F5.6・SS1/160・ISO800 ~


気持ち的にはもっと絞って前照灯の光芒を表現したいところだが、暗いのでその選択肢は無しとする。イメージとしては線路と車両以外は暗いままで良く、周囲を無理に明るくする必要はなかった。因みに↓動画ではだいぶ明るく描写されるが実際は暗いです。


続いて先週山霧に遮られた、大沼郡三島町大字早戸字居平からの細越橋梁俯瞰ポイントへ向かう。到着すれば紅葉はこの一週間で更に色付き、雪国の冬を思わせるような雲が山の上に居座る。従って陽光は届かず色調は映えず、7時台と9時台の各々上下二本ずつを撮ることになった。下画像は9時台の車両通過前に出航した渡し舟。

上画像07:24頃通過の上り424D、下画像07:49頃通過下り423D。先に記したようにコントラストや色調が思い描く内容と異なる。拠って適度な陽射しを期待し次便を待つ。


秋闌ケル ①」~ F10・SS1/160・ISO400 ~


秋闌ケル ②」~ F10・SS1/160・ISO250 ~


①08:53頃通過の上り426D、②09:23頃通過の下り425D。結果的に陽は射さず曇りのままだが、幾分コントラストなどは改善されたようだ。この時間帯になると国道252号線を往来する車両も多くなり、②では消去も考えたが数台が並ぶ様も面白いかもとそのままにした。


それにしても山の上ということもあり寒いです。上着は厚いものではないが手袋、マフラー、ニット帽と既に冬季の格好です。昨日は私の所でも霜が降り冬が直ぐそこに来ているようだ。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。