田村市船引町 ”呑みめしや いっぷく”

醤油焦がしスープのラーメンが食べたくなり、二年ぶりに訪問しました。因みに日中は食堂だが夜は居酒屋としての営業、数年前に移転した店舗は一見すると一般住宅のようだ。

メニューはラーメンを中心に各丼ものやカレー、そして定食からなる。丼のご飯は大盛まで、カレー及びチャーハンは中盛までが無料ととても良心的だ。この日は昼時ということもあり、地元が方で賑わっておりました。

店内には様々な日本酒や焼酎類の瓶、キープされたボトルが並んでいる。客席は二人席テーブル×ニ卓、四人席テーブル×ニ卓、小上がり六人席×四卓、カウンター四席であったが、コロナ渦により席数は減らされていた。

チャーシューメン @850円+大盛り @100円


山盛りキザミネギの下から熱々のスープを啜る。すると前出した焦がし醤油の食をそそる風味が美味いです。おそらくそれはスープに浮かぶモヤシを炒めた油や炒め汁の旨味だと思うが、琥珀色の油膜のお陰もあり、熱さが持続するのも美味さの一つになっている。


食べ進むと先に記したキザミネギが適度に油分を中和し、あっさりしながらも焦がし醤油の味に箸が止まりません。チャーシューは以前はバラだった記憶があるが、今回はおそらくモモ。冷えた状態はちょっと頂けないが、熱々スープに沈めた後に食せば噛み応えや味の沁み具合など美味いです。

麺は中太ストレートだった記憶があるが、細麺ストレートに変わっている。とはいえこれはこれでスープに絡み歯触りよく美味いです。同店はラーメン専門店ではないが、専門店とは異なる方向性とでもいうのか、それが良いのです。


田村市船引町東部台3-3-69 火曜定休