福島市小倉寺 ”中華そば屋 佐藤”

昨年の11月以来となる”中華そば屋 佐藤”。今回もその際と同様に近くのタイヤショップに寄った後にお邪魔する。開店の20分前には既に一台停まっております。因みに車は店舗前が二台のみとなり、通常は店の裏の駐車場を利用する。

その駐車場からは吾妻山の雪ウサギがくっきりと見えておりました。風は吹けど寒くはなく、要約東北にも遅い春がやって来たようです。

白河ラーメン店のメニューは至ってシンプル。従って迷うことがなくて良いです。というか、そもそも私は迷うことなく毎度チャーシュー麺であります w

店内は六人席テーブル×一卓、小上がり四人席×三卓、カウンター六席。開店五分も経たないうちに満席となり、そして待ち席も埋まり相変わらず人気のようです。せっかくグルメで訪れたバナナマンのサインが飾られていたけど、いつ頃放送されたのだろう。

焼豚中華 @950円+大盛り@170円


端正な白河ラーメンそのもののビジュアルです。スープはスッキリと切れのある醤油の味わいが口内に広がり、食べ進むと鶏ガラや野菜の優しさが身体に染み渡る無化調ならではの美味さがあります。途中途中でカイワレを口に含めばその爽やかさで更に食が進みます。

チャーシューは白河ラーメンの王道、バラ、ロース、カブリの三種。全体的に味の染み具合、旨味は今ひとつといったところか。更にバラであっても然程脂っぽさはなかった。


特筆すべきは麺です。見た目の印象通り手打ちの縮れ具合はピロピロ&プッツンの好みの麺であり箸が止まりません。この食感を求め白河ラーメンを食べるといっても過言ではなく、加えてスープと絡む理想的な状態は至極の一杯だと思いました。


福島市小倉寺字敷ヶ森16-1 火曜定休