春は何処ぞの旅人や

29日(火)、西の方からは桜の便りが届くも、私の所には桜どころか春そのものが未だ旅の途中のようだ。暖かい日はあれど長続きせず、近所の梅は咲いたものの先週末に様子を見に行った、郡山市西田町三町目字天ケ作の梅ロードでは紅梅がチラホラ咲いている程度であった。

そして週が明けてまた行ってみたところ、白梅が要約咲き始めその香りが周囲に漂っていた。天気予報は晴れて気温が上がるとのことだが、終始曇り空で気温も然程高くはない。そんな状況ではあるが、なるべく花が咲いた個所を見つけ撮影してみる。因みに昨年は03/12に満開の下で撮影を行ったが、今年は現時点で二週間以上遅れていることになる。

此方は梅ロードから下った郡山市西田町三町目字福内の山王桜。周囲には水芭蕉やカタクリが生息している‥が、未だ私はそれらが咲いてる時に訪れたことがない。


春は何処ぞの旅人や ①」~ F10・SS1/250・ISO200・FOGGY B ~


花数と木々の並びが良い箇所を探す。近付いて確認するとそもそもツボミの数が少ないように見えるのだが、これは生育過程に関わることなのだろうか。普通に撮っても面白みがないので霧を演出するFOGGY Bというフィルターを使ってみる。このフィルターは光が滲むような効果があり、個人的には霧というより光を演出する目的で使っている。


そのままではディテールが退行した画像となるので各所のコントラストを+補正し、明度やフィルターによって変化する色合いなどを修正する必要があり、是非タイトルをクリックし大きい画像で確認して頂きたい。


「春は何処ぞの旅人や ②」~ F8・SS1/200・ISO200 ~


梅は咲かなくともフキノトウを採りに来る方がいるのだろう、その痕跡が多数見受けられるも、採り残された一株が存在感をアピールしていました。土の上にうつ伏せとなり手持ちで撮ったのだが、こんな体制で撮るのはいつ以来だろうか土の匂いは良いものです。


露出は白トビが発生しない程度のハイキー、且つコントラストを-補正し浅春のイメージを演出。また雑草と同色のフキノトウは目立たず、周囲の彩度もやや-補正する。


@写真タイトルをクリックするとフォト蔵の大きい画像(別タブ)が開きます。