春雨の会津若松、桜満開です

15日(金)、週明けは暑くて冷房を使い、そして週末は暖房と目まぐるしく陽気が変わる。私の住む周囲の桜は満開時間が本当に短く、その目まぐるしい陽気と共に散ってしまった。次は会津方面になるのだが、此方はどうしても鉄道と絡めて撮ってしまうことが多いです。

という訳で早速様子見で来てみました。平日なので色々と済ましてからの到着になり、目的のひとつでもある大沼郡会津美里町字水戸の宮川橋梁では何とか10:15頃通過の上り426Dに間に合い、取り合えず撮ってみたに留まりました。


すると何と画像のキハ110が連結されているじゃないですか。私は会津若松と会津川口間にてこの車両が運行する様を見たことがなく、早めに着いてキチンと撮りたかったと悔やまれます。車体番号は135、調べてみると水郡線を経て磐越西線、新津運輸区に転属となったようだが、只見線キハE120の車検ないし修理のための一時的な代車なのだろうか。

次は大沼郡会津美里町字船場の向羽黒山城にて会津線を撮ります。今月になって毎週末は毎回此処に来ているような気が‥と、調べてみると何とこれで五回目です。目的は先週ロケハンを行った白丸部の会津若松市門田町大字一ノ堰字村西の一ノ堰羽黒墓地の種蒔桜だが、桜の近くから磐梯山を背景に撮る予定であったものの、雨模様なので先週に続き俯瞰します。

雨は止むことなく、門田駅11:41に上下同時発となる車両を待ちます。上画像は11:38頃通過の上り2109D、先に駅に着き下り便を待ちます。桜は見事に満開のようです。田んぼは緑が濃くなり、右側にはビニールハウスが出来るなど見下ろす景色は一週間前とまるで違います。


春霖の一ノ堰の種蒔き桜」~ F8・SS1/400・ISO640 ~


車両は11:42頃通過の下り3156D、AIZUマウントエクスプレス2号です。雨は幾分弱くなってはきたものの描写はあまり宜しくはなく、先に書いたように桜の脇から撮りたいシチュエーションです。とはいえ此処からの眺めもミニチュア写真のようで好きだったりするが、松の枝が邪魔になり何れ見通しが利かなくなる可能性大かも知れない。


さて先程の宮川橋梁に戻ります。一旦上がりそうだった雨がまた降り出し、雲行きは良くありません。併しながらその状況に合わせて撮るしかないなと準備を始める。そうそう話しが前後するが、この日の会津若松市内は満開でした。寒いので数日はこの状態が続くと思います。


春雨烟ル ①」~ F10・SS1/320・ISO400 ~


春雨烟ル ②」~ F10・SS1/320・ISO500 ~


車両は①13:21頃通過の下り427D、②13:59頃通過の上り428D。このような桜越し、桜下からのシチュエーションであれば青空が適していると思うも、光が穏やかなのか桜の花が影にならず、思ったほどくすんだ色合いにはなりませんでした。


とはいえ②の撮影時には次第に雲行きが悪化し、色合いなどは後のレタッチ委ねる分、露出はキッチリと押えました。そのレタッチは背景の空の彩度を一旦モノクロ近くまで落とし、桜色を適度に乗せた結果、良し悪しはあれど暮れ時を想わせるような画像となりました。


所で最初に撮った426D、この便は下り始発423Dの折り返し車両になる。以前は平日一両編成の運行であったが、今年二月に見て分かったのだがいつの間にか二両編成に戻ったようだ。それにしても繰り返すが、キハ110、何とか撮りたかったです。


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