二本松市本町 ”白河手打ち中華そば せいじゅ”

昨年12月、二本松市内にオープンした”白河手打ち中華そば せいじゅ”へ初訪問しました。情報誌「CJ Monmo」によれば・・・「いつか自分の店を出すなら、白河ラーメンで」と心に決めていた渡邉さんが念願の店”白河手打ち中華そば せいじゅ”をオープンさせた。店名の通り麺は自家製の手打ち。2種の小麦粉をブレンドし混ぜ合わせ、捏ね青竹打ちで仕上げる。やや細めの中太縮れ麺は、食べると口の中でぷるぷると弾むよう。


麺に絡むスープもこだわりが凝縮。7種の豚ガラ・鶏ガラをミックスさせてだしをとっているので、まろやかながら深い味わいが楽しめる・・・と、個人的にも白河ラーメンがマストなので期待度が高まります。

この店舗は以前居酒屋チェーン店が入っていたと思います。駐車場は裏にあるのだが、狭いので満車時に大きい車が隣に停まると出入りがやや厄介かも知れません。

メニューは醤油と味噌の二本立てとなります。他には小丼のご飯ものもあり。寿を冠したラーメンもあるが、価格からしてどんな内容なのか興味が湧きます。食券方式となり、毎度のことだが初めての店は後ろに人が並ぶと気を揉んでしまいます。

店内は二人席テーブル×七卓、四人席テーブル×二卓。入って左側には小上がり席があると推測するが閉められています。二人席が中央に並ぶレイアウトはコロナ過にあって、その時々で四人席や六人席と配置を変えるのだろう。

チャーシュー麺 @1.150円+大盛り @200円


中華そば @850円


白河ラーメン然としたビジュアルです。私はチャーシュー麺の大盛りを注文したが、丼からして少ないように思えるもまずはスープを一口。するとマイルドで染み渡るような豚や鶏ガラの風味が美味いです。数種の鶏を使っているとのことだが、あっさりスッキリとキレがあって鼻から抜けるような後味且つ旨味を感じます。

麺は白河ラーメンとしてはやや太いように見えました。歯応えがあり歯茎で食べるような白河ラーメン特有のピロピロ感はありません。私的にはこのピロピロ食感が好みなのだが、この辺りは意見が分かれるかも知れません。


中華そばのチャーシューはバラ、ロース、ももの3種類のようだが、チャーシュー麺のチャーシューはかぶり以外バラ肉オンリーのように見え、食べても違いが分かりませんでした。併しながら頬張ると燻られた風味が脂にマッチし、程よい柔らかさと相まって美味いです。


さて食べ終えた感想は麺の硬さと量の少なさが心残りです。量の大少は各々の腹具合になるが、私は満腹には至らなかったといった所ですが、近くに白河ラーメンの店が出来たことは大歓迎であります。


二本松市本町1-218 月曜定休