会津路ヲ旅ス・・・午前の部
01日(土)、六月になりました。先月のGWは暑かった。その後も暑い日はあったけど、昼夜の寒暖差が大きく雨も降って陽気が安定しない一ヶ月だったように思う。三年前の奥会津では五月に川霧が発生したこともあったけど、まだまだそんな状況には至っていない。尚、今回の撮影記は午前と午後の二部になる。
この日は03:30に起床したが外はかなり明るく、この状態では夜明けの海の撮影は当分出来ないようだ‥いや、無理だという訳ではないが、01:00には家を出ないと間に合わない。

そんなこともあってどうしても奥会津に足が向いてしまう次第だが、只見方面から撮る予定で出掛けてみれば三島町周辺で山霧が良い感じで流れており、急遽大沼郡三島町大字西方字居平からの第一只見川橋梁撮影ポイントへ舵を切る。結果的に車両通過時は薄っすらとした霧模様の景観に留まるも、そこには初夏の早朝ならではの美しさがあった。

「June Morning」~ F8・SS1/320・ISO400 ~
車両は06:05頃通過の上り422D。早朝の撮影の際に書くことがあるが、此処でもトラツグミの囀りが耳に届く。更にトラツグミだけではなく、久々にアカショウビンの囀りも聞くことができ何やら得した気分になった爽やかな朝だ。
06:00、防災無線の時報に続き寺の鐘が聞こえてくる。鐘が撞き終わる頃に桧の原踏切の警報音が鳴り、ガタンゴトンとジョイント音が峡谷に響けばゆっくりと列車が通過する。もしかするとそんな極上の時間を感じるためにこの場所に来たのかも‥と、思ったりする。

第一只見川橋梁から只見方面へ向かう。叶津川橋梁が目的なのだが、今回は南会津郡只見町大字叶津字下稲田の橋梁から離れた場所に立ってみた。車両は07:16頃通過の上り426D。結果としては陽射しが強過ぎました。加えて欲張り過ぎというか、何もかもを詰め込み過ぎて雑な内容となり、後々別の場所で撮れば良かったと後悔する。

次は先週に続き横田字上山根の山中踏切周辺を予定していたのだが、矢張り陽射しが強く横田字上積田の横田駅を出て直ぐの鉱山第二踏切周辺に変更する。この道を山中に向かうと県道352号布沢横田線に行き着く。昔々の只見線の画像を見るとこの山中から横田集落を俯瞰できるポイントがあったようだが、現在その斜面一帯は杉林となって見通しが効かない。

「会津路ヲ旅ス」~ F10・SS1/500・ISO160 ~
車両は08:40頃通過の下り423D。通常は単連車両となるこの便、この数週間二連での運用となっていたので今回も‥と、期待したが単連でした。叶津川橋梁で後々後悔したと記したのは、二連の426Dを先に此処で撮れば良かったということだが、こればかりは致し方ない。
順光なので光具合もコントラストも露出は至って楽、且つほぼ撮って出しの状態だ。機会があれば天候の佳い日に426Dを撮ってみたい。只見方面の午前中の列車はこの二便で終わりとなり、各地ロケハンを行いながら会津方面へ戻る。

途中、三島町などで撮っても良かったのだが、イメージが湧かず会津盆地まで来てしまった。時間的に叶津川橋梁で撮った426Dが午前中最後の便となり、先週は強風で田んぼの水面が波立っていた大沼郡会津美里町新沼尻の高田カーブへ向かう。

「清和蒼々」~ F10・SS1/500・ISO200 ~
車両は10:12頃通過の上り426D。到着するとやや風は吹いているものの、水面は穏やかだった。併しながら遠くの飯豊山はこの日も姿が見えず縦構図にて画作りする。光の具合なのか思ったより水面が青くならず現像時に補正してみたが、如何にも修正しました感が残りあまり手を加えないことにした。
以上で午前の部は終了。午後からは昨秋以来の向羽黒山城跡から撮影を始める。所で朝は寒かったのだが、叶津川橋梁で撮影を行っていると急激に気温が上昇、帰路の寄岩周辺の只見川では一部に川霧が薄っすらと立っていた。
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