文月の会津路、熊再び・・・午前の部
13日(土)、奥会津のライブカメラを見ていると、この数日、朝夕の川霧は立っていないようだ。雨が降り続き各ダムは放水しているのか、流れがあると川霧は立ち難く、更に朝方の気温の低さも影響していると思う。今回の撮影記は午前と午後の二部になる。
とうことで川霧は当てにせずに向かってみれば、霧幻峡周辺では直ぐに消えてしまいそうに薄っすらと流れていた。山霧は適度に流れており、季節が一ヶ月戻ったような景観の朝だった。

さて始発便は四月以来となる大沼郡金山町大字大志字古屋敷からの大志集落俯瞰ポイント。背景の山々を覆う山霧に期待したのだが、車両通過時にはだいぶ山頂に登ってしまい、山々の姿が一部確認できるようになってしまった。

「一番列車がやって来た」~ F8・SS1/160・ISO800 ~
車両は05:34頃通過の上り422D。撮影記に頻繁に書いているが、木々が伸びて景観を遮っている。此処でも両脇の杉などがだいぶ育ってきている。立ち位置から集落までは凡そ200m程なのだが、この距離でも川霧や山霧の流れ方次第でホワイトアウトになることがある。また曇りなら問題ないが、この時期は始発を逃すと逆光となり靄などの影響で撮影が困難になる。

二便目はキハE120の単連車両。久し振りに大沼郡金山町大字中川字下居平から撮ることにした。通常はもっと右側に立ち、左側の杉の陰になる板落踏切周辺を撮るのだが、敢えて車両下部が田んぼに隠れてもこの状態のままで撮ることにした。

「奥会津ヲ旅ス op.6」~ F10・SS1/320・ISO500 ~
車両は07:14頃通過の上り424D。車両が中央になると↓動画のように下半分が隠れる位置は避けた。おそらく一般的にはダメな内容だと思うが、私的には日常的シーンのように感じられた。因みに「数年前」に撮ったことがあるが、現在この下居平のフェアリーロードでは新たな道路が作られており、その工事現場上の斜面から撮るポイントもある。

只見川の水面はだいぶ濁っており、大沼郡金山町大字本名字陣場の本名ダムも放水しているのだろうと行ってみれば、四つあるゲートの中央二ヶ所が開いていた。放水が無ければダムや橋梁が写り込む穏やかな水面だが、滔々と流れる様は迫力がある。

「梅雨出水 ①」~ F10・SS1/320・ISO200 ~

「梅雨出水 ②」~ F10・SS1/320・ISO200 ~
車両は①07:55頃通過の上り426D、②08:22頃通過の下り423D。①から②間は凡そ30分なので移動はしなかった。この第六、そして第七只見川橋梁はトラス橋に生まれ変わり、撮り方というか車両位置が限られてしまった。特に第六橋梁は径間長の全てが上部構造となり、②は単連車両なのでそれらを考慮し縦構図にする。
滝は風を呼ぶと云うけれど、立ち位置にも涼しい風が吹いてくる。先に水面が濁っていると記したが、降雨の有る無しに関わらず、その差はあれど夏季の只見川はほぼ濁っている。

第六橋梁撮影後、気温は然程ではないものの湿気に参る。「梅雨出水 ①」の426Dを撮ろうと思うも全く集中力が湧かない。なので大沼郡金山町大字中川字下居平の中川集落にて、遊び半分に流し撮りを行ってみた。車両は08:55頃通過。ND8使用、SS1/20。背景は全くというか殆ど流れていない。SSはこれ以上遅くすると被写体までブレそうだが、これはSSの設定ではなく只見線の速度の遅さによるものだ。
実は数年前にも行っており、速度の遅さで流れないという結果を忘れておりました。従って只見線での流し撮りは簡易線に於ける気動列車の最高速度、時速65kmで走行可能な会津平の線路沿いにて行うのがBESTかも知れない。午前の部は以上になる。
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