夏への挑戦
20日(土)、週末の只見線撮影が三週間続き、ちょっと心機一転、孫娘と双葉郡楢葉町大字山田浜字林下の岩沢海水浴場へ行く。この海岸には広野火力発電所に隣接しており、最近では「今年の一月」に夜景を撮った。

3.11の津波でこの海岸もダメージを受けた。その数ヶ月後に訪れたことがあるが、道路や駐車場などには亀裂が入り一部崩れていた。一昨年には復旧工事が終わり、シャワールーム、トイレ、監視塔などが整備され震災から12年経っての海開きが行われた。
相馬やいわきでの今年の海開きは夏休みが始まる20日だが、当海水浴場ではその一週間前だった。画像右が監視塔、中央には海の家の営業もある。そして何よりこの海水浴場の良い所は駐車場から海までが近いということだ。

海水浴場としては勿論、遠浅で小刻みな波が立つことからサーフスポットとしても人気の海岸であり、県内外から多くのサーファーが訪れる。従って海水浴シーズンはブイとロープで区切られ海に向かって左側がサーフィン、右側が海水浴場になる。

発電所脇で遊べる海水浴場。見慣れている人にとっては当たり前なのかもだが、私からするとシュールな光景に思えてしまう。因みにこの日の駐車場はサーファーの車の方が多かった。

さて孫娘の海デビューは昨年二歳の夏だったが、風が強く波高しでつま先を濡らし砂浜を歩く程度だった。今年の一月からこの岩沢海水浴場や薄磯海岸で貝などを拾って遊び、GWと先々週は波立海岸の磯辺で半身を海水の中に置き、カニや小魚を遊び相手にする。併し磯も保育所のプールも波は立たず、自然の波に対してはまだ怖さが先立っていた。


遠浅の海岸は泳ぎには向かないけど子供を遊ばせるにはとても良い。一般的な浮き輪よりマット形状タイプの方が楽しめるかも知れない。海の家でカキ氷を食べながら一休みと行きたいところだが、だいぶ慣れてきたのだろう、食べる時間も惜しみワーワー・キャーキャーと波間に向かうようになっていた。

「夏への挑戦」~ F5.6・SS1/2000・Er-0.3・ISO200 ~
海に着いて間もない頃。まだ波への怖さ不安が先立ち此方を振り返りながら一歩ずつ進む姿は、今年の夏の彼女のひとつの挑戦だったのだろう。カメラは海水に濡れてもよい昔のもの。レンズには一部カビの発生があるが、この程度なら気にすることでもない。
この日はずっと絞り優先。そして一瞬一瞬を切り取るスナップ撮影は苦手でどうも思うように行かない。明るくてモニターを見てもどんな風に写っているか仔細が確認出来ず、いちいち見ずに後の補正に委ね、且つモノクロで仕上がてみた。
二時間ほどが過ぎ空が暗くなってきた。同時に竜巻発生予報の防災無線が聞こえ、それに伴いライフガードから海から上がって下さいとの指示があった。着替えて車に乗ると雨が降り出し、海水浴を終える良いタイミングだったかも知れない。尚シャワーは水で10分100円。個人的に規模は小さいながらも穴場的な海水浴場だと思う。
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