奥会津に暑い夏がやって来た
21日(土)、週末は仏事とその準備があり撮影の予定は無かったのだが、土曜の午後に時間が空いたので出掛けてみる。とは云いながら、昼過ぎの太陽の下では思うようなものが撮れないのは重々承知しており、ロケハン気分での会津路となった。

まずはおそらく昨秋以来となる大沼郡金山町大字滝沢字新田にて撮影をする。手前の石碑は平成23年7月の新潟・福島豪雨に於ける只見川の最高水位地点。もし雨が降り続けば、背景の滝川集落や只見線の線路も被害に遭っていたかも知れない。

「乃東枯」~ F10・SS1/500・ISO200 ~
車両は14:57頃通過の上り430D。撮影を行っていたこれ迄の週末はそれ程の暑さではなかったが、この日は盛夏には及ばぬものの、奥会津特有の重々しい暑さと青空を流れ行く大きな雲の様子に、今更ながら目と肌で本格的な夏が始まったと感ずる。

続いて向日葵の成長確認を兼ね、南会津郡只見町大字塩沢字上川原の会津塩沢駅へ行ってみる。駅周辺の向日葵は現在40cm程だろうか、花が咲く頃が楽しみだ。昨年の初秋、駅舎には「アミが見ていた只見町の景色」の壁画が完成し、数台の車が訪れては写真などを撮っていた。

「雲光ル」~ F10・SS1/500・ISO200 ~
車両は16:03頃通過の下り427D。車両通過まで駅の背後にある田畑や杉林内などをロケハンしていたが、この画像は駅から約100mほど上り側の景観となり、家屋の片隅にあった物置きを置いて画作りしてみた。「乃東枯」もそうだが、いつも書いているように特徴的な雲が浮かんでいる際は空を大々的にフレーミングする。

最後は先々週も撮った大沼郡金山町大字西谷字下川原からの第五只見川橋梁とした。実は夕刻に川霧が立たないかと願っていたのだが、眺めていると画像のように次第に漂い始め、この距離でも時としてホワイトアウト状態を繰り返す。

「Deep quiet」~ 6.3・SS1/160・ISO800 ~
車両は18:49頃通過の上り434D。まずは上りの単行車両を撮ってみる。霧は川面を覆うも車両や橋梁付近には流れず、それらのディテールが損なわれることがなかった。この時間帯になると背後の国道252号線を走行する車も少なくなり、静けさに支配される景観となる。そして遠くに車両の灯りが見え、ジョイント音が山々に響き渡れば尚のこと周囲の静けさに気付く。

此方は約14分後の19:03頃通過に通過した下り431D。二連車両なので本来ならこの画像をメインブログにupしたいところだが、ほぼ目線の被写体は霧の濃淡が大きく影響すると云うか、車体色と夜の暗さも加わりディテールがあまくなってしまった。またこの立ち位置からのフレーミングは二連より単行の方が画的に合っているようにも思えてきた。
撮影を終え帰路に就く。途中の車窓から只見川や各橋梁を眺めると霧幻峡周辺で僅かに霧が立ってはいるが、他では皆無であり第五橋梁を選んで正解だったと思った。尚、先々週の撮影記でも記したように、此処で撮った画像は左上部の電線を消去している。
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