14/07 撮影記

●06日 郡山市湖南町

「静穏の刻」~ F8・SS1/10・ISO200・C-PL+HALF ND4 ~


作秋、猪苗代湖南岸にある青松浜湖水浴場を訪れた際、小舟の目印の為なのか水際に竹竿を多数立ててあった光景を思い出した。青松浜湖水浴場は舟津から冬季閉鎖される県道376号線で向かうのだが、着いてみれば竹竿の姿は無く、仕方ないので県道376号線を戻り猪苗代湖を見下ろす地点から撮影することにした。此処は何度か撮影をTRYした場所で、その度に水量が少なかったり天候が良くなかったりと景観が優れなかった。


到着したのは16:30頃、雑草が蔓延っているので持ち歩くナタで視界を確保、三脚を立てフレーミングする。そして日暮れまでの二時間強を空の変化を確認しながら待つ。フィルターはC-PLとHALF NDを使用、ファインダー越しの色彩と光景は的確にモノにしたいと思うほど心惹かれる独特の世界が広がっていた。


●26日 大沼郡金山町 霧夢峡

「立迷ふ夏岸の霧幻」~ F8・SS1・ISO200 ~


本日は先週と同様、只見川やモーカケの滝周辺で撮影を行ったが、目的は未だ行ったことが無かった奥只見ダムのロケハンでありました。桧枝岐村から奥只見川ダムへの国道352号線(樹海ライン)を地図上で眺めるとそれ程の距離ではないのだが、細く曲がりくねった山道なのでかなりの時間を要し体感上かなり遠く感じた。


魚沼市宇津野字北ノ又沢よりは県道50号線シルバーラインを右折でダムへ向かうが、この道は凡そ 6~7キロのトンネルとなっており、左折すると一部を除き国道352号線沿いのトンネルが魚沼市内まで続く。想像するに豪雪による通行の確保の為の長い長いトンネルだと思う。ダムに到着するまでの道程が大変ではあったが、途中途中も含め確かに景色は素晴らしいものがあり、機会があれば秋の紅葉時に是非再訪したいと思った。


夕方は先週目星を付けて置いた金山町水沼字高倉周辺から只見川を撮る。夕方になっても全く気温が下がらず靄が発生するか否か不明であったが、19時頃から要約立ち始め湿度と暑さで汗だく、且つ蚊の大襲来を避けながら撮影を行った。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。