喜多方市熱塩加納町 日中線記念館+etc

06日(土)、季節変わりは何を撮ってよいか迷う。夏はずっと只見川と只見線の川霧を追っ掛けていたこともあり、陽気も景観もガラッと変わり戸惑ってしまう。

そんな折、志向を全く変え壁紙を撮ろうと喜多方市熱塩加納町熱塩字前田丁の日中線記念館へ向かう。昨年の初夏はサマオクをモデルに撮った場所だが、今回は先に記したようにモノクロによる壁紙をイメージして撮影する。昨年の「画像」。

日中線記念館は「Wikipedia」を参照頂くとし、台風の影響でかなり暑くなりました。特にキ287・キ100形貨車(単線用ラッセル式除雪車)とオハフ61形2752号客車内の撮影は汗だくだった。尚、陽射しが強く上記画像は一部昨年のものを使用。

車内への陽射しも強いので時間帯を見計らって撮影を行うが、その合間に日中ダムや市内岩月町宮津の三津谷集落を散策、そしてコーヒーを飲みながら日中線記念館を訪れた方々と話しをしたりと良い時間を持てた。

車外の景観や陽射しなどを考慮し数枚撮るが、結果として曇りの方が良いと思う。併し上の画像を使いモノクロ化を行う。今回元画像を載せたのは補正後との比較のため。


車 窓」~ F8・SS1/30・ISO200・C-PL ~


左右対称で撮っているつもりなのだが、まずはトリミングを行い構図を整える。続いてヒストグラム上で明暗調整の後にモノクロ化を行う。モノクロ化の後、部分的に覆い焼きと焼き込み(暗い箇所は明るく明るい箇所は暗く)を行い、仕上げに全体のコントラストをやや+補正し、コントラストを+したぶん明度を-補正する。


午後、河沼郡柳津町大字柳津字上村道上乙の長倉街道踏切りで柿の木と只見線を撮るものの、強い陽射しでボツとなりました。因みに車両は会津柳津駅14:07発の下り427D。町内で何かしらの催しが行われているからか、土曜日の日中ながら三両編成となっており、下に動画をupしておいた。

大沼郡会津美里町の只見線沿線を見て周ると稲刈りは半分ほどが済み、この連休でほぼ終わるだろう。夕方近くになっても暑さは収まらない。併し秋の優しい西日の中で同町立石田下石田、新鶴駅のホームを撮ることした。

とはいえ白線内に車両を待つ人がいれば画になるのだが、乗車客はおらず今回は過ぎ去る車両を撮影、機会があれば再tryする。


「西 日」~ F8・SS1/200・ISO500 ~


車両は新鶴駅16:45発、上り430D。先の長倉街道踏切りで撮った折り返し便だ。そもそもがホームの人物と只見線を撮るつもりだったので、望遠レンズの手持ち撮影。望遠は焦点距離と絞りの兼ね合いが重要だが、車両通過前の試し撮りの結果F8を選択した。


踏み切りを過ぎた辺りから西日が射し込み、構えることない普段の只見線といった内容になっと思うが、果たして如何なものだろうか。


新鶴駅に来る前に寄っていた大沼郡会津美里町雀林三番山下の法用寺三重塔へ戻る。新鶴駅との距離は4.5km程。夕景目的なのだが、背後に陽が落ちるため雲がないとイメージする画像にならない。


「夕 帳」~ F8・SS2・ISO200・C-PL ~


日没後、暗くなるまでチャンスを窺うが雲は現れなかった。併しながらちょっとの補正で空のグラディーションが表現できるような色合いになった。PCの大きな画面で気付いたが左上の葉々などが結構ぶれている。長露光撮影の際、風の有無に注意する必要性を改めて実感する。


さて年にニ~三度訪れるもなかなか良い機会に恵まれない同寺、季節が進むと銀杏が色付くが、三重塔とのフレーミングは尚のこと難易度が高かったりする。


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