神栖市東和田 鹿島臨海工業地帯

23日(金)、ニ・三日前から工場夜景が撮りたくなり、神栖市東和田の鹿島臨海工業地帯へ行く。先週は東茨城郡大洗町の神磯鳥居や茨城町の涸沼を訪れたが、二週続けての茨城入りとなった。まずは大洗磯前神社をお参りし、あちこち散策しながら神栖市へ向う。

毎度のことだが大洗町はいつ行っても賑やかだ。暖かくて長閑な海岸線が続く様はそれだけで人を惹き付ける何かがあるのだろう。

神栖市に入り県道117号線を南下、千葉付近まで行ったりしながら夕暮れを待つ。鹿島臨海工業地帯といえば下画像の鹿島石油だが、全体像となると殆どが似たり寄ったりになってしまい最近は撮ることが無くなった。

という訳で今回は砂山都市緑地からの景観を撮影する。昨年十二月以来の鹿島臨海工業地帯だが、砂山都市緑地に立つのは約二年ぶりかも知れない。今回はちょっとした思惑があり、暗くなってからではなく薄暮時、黄昏のイメージを持っての撮影を行う。


ギーガーの黄昏 ①」~ F10・SS1/1.3・ISO200 ~


ギーガーの黄昏 ②」~ F10・SS1/40・ISO200 ~


工場の灯りが点る頃、傾いた陽射しは独特のコントラストとなり、ファインダーを覗くとドキドキするようなディテールと色合いに、重々しくソリッド感のある工場建屋が並ぶ。内容的にカラーも良いのだが、モノクロも渋いというか趣きもあり二点upする。


撮影時間としては②が先になるが、この種の画像はどうしても後の補正が必要となり、それらを念頭に露出を決める部分が多々ある。つまり明るい箇所は暗く、暗い箇所はその反対になるが、その他コントラストの補正を部分毎に行っている。


青天の霹靂」~ F10・SS1/1.3・ISO200 ~


薄暮時の陽光に加え、雲の表情にも素晴らしいものがあった。晴れてはいるのだが、厚くて重々しい雲が工場の背景に流れ出し正に晴天の霹靂、冷たい風が吹き出し暖から寒への天候が変わる様を捉えた。言い換えればこの雲の存在があり、空の面積を多く撮り込む構図が成り立つ。「ギーガーの黄昏」同様、乾燥し見通しが良いので尚のことコントラストが映える。各補正も同様「ギーガーの黄昏」に準じる。


さて最初に記した鹿島石油だが、今回も懲りずに光跡の撮影を行った。工場夜景に光跡を撮り込むことが多々あるが、此処の光跡が一番難しいというか、希望する車種や信号機のタイミングが合わずかなりの時間を要する。


まず画像の構図は車道に三脚を立てるようになるのだが、片側二車線の走行車線にハザードを点灯し車を停車、その前が立ち位置になる。駐車禁止帯ではないものの、追突される可能性もあり危険だ。また赤信号になるとブレーキランプが点灯し道路が赤くなる、一般車両では明るさ存在感が希薄などなど、今回は撤収まで一時間半を要したが、出来栄えに納得した訳ではない。因みに上画像は対向車があり、白い光跡が入ってっしまった。


Future days」~ F8・SS13・ISO200 ~


車両は工業地帯内を往来する資材運搬のダンプを待つ。先に一年ぶりに訪れたと書いたが、ダンプが新しくなり今まで以上に賑やかな電飾の車体となっていた。画像はそのダンプ一台分の光跡だが、これだけで十分なインパクトだ。


工場の白トビに注意しながら工場と背景の明度を+補正。左側の茂み共々、道路の明暗を-補正。コントラストや色合いの補正は特に行っていない。此処での撮影の際いつも未来的なイメージがあり、そのままのタイトルを付ける。


この日はレリーズがバックの中に入っていなかった。帰宅後色々探したが見付からず、おそらく前回の撮影の際に落として来たのだろうか。従って砂山都市緑地では二秒のタイマーで撮影。車内には予備が常備してあるのでその後は事なきを得たが、無ければタイミングを重要視する「Future days」の撮影は出来なかったかも知れない。


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