田村市船引町 ”呑みめしや いっぷく”

船引町の国道349号線沿いにある”呑みめしや いっぷく”に初訪問。以前は近くの船引字石崎で”食道いっぷく”という店舗を構えていたが数年前に移転した。

予てよりカツ丼やラーメンが美味いと聞いており、期待を膨らませ入店。店名から察するように夜は居酒屋としての営業となる。因みに看板や暖簾が下がるので分かるが、一見すると一般住宅のような佇まいだ。

メニューは一般的な食堂の内容。ご飯の大盛りが無料、且つ腹具合に合わせ量が選べるのは良心的。更にチャーシューメンが750円とはとてもリーズナブルです。

店内は二人席テーブル×ニ卓、四人席テーブル×ニ卓、小上がり六人席×三卓、カウンター四席。カウンターには様々な日本酒や焼酎類が並んでいる。

チャーシューメン @750円+大盛り @100円


山盛りのキザミネギのビジュアルにまずは驚く。そして濁ったスープ具合が失礼ながらちょっと不味そうに見えたが、一口啜って一般的なラーメンのイメージを覆す焦がし醤油の味わいに再度驚く。おそらくそれはスープに浮かぶモヤシを炒めた油や炒め汁の旨味だと思うが、琥珀色の油膜のお陰もあり、熱さが持続するのも美味さの一つになっている。


食べ進むと先に記したキザミネギが適度に油分を中和し、あっさりしながらも焦がし醤油の味に箸が止まりません。バラチャーシューは噛み応えや味の沁み具合などとても良いです。但し冷たいので一手間加え湯煎などすれば更に美味さがアップすると思う。

麺は中太ストレート。やや黄色っぽさがあり、プツプツとした食感だ。さて食べ終えてとても美味い一杯でありました。特に何度も書いているが焦がし醤油の味が脳裏に残ります。次回はカツ丼を食べてみたいが、ラーメンも捨て難いです。

話しは変わるが隣の常葉町ではザル菊が有名です。国道288号線沿いの「菊の里ときわ」では色が褪せてしまったものの、まだまだ花が並んでました。


田村市船引町東部台3-3-69 火曜定休