大沼郡三島町 第二只見川橋梁 +etc

28日(木)、この日は誕生日休日、朝の用事を済ませ二ヶ月ぶりに奥会津へ出掛けてみた。今は殺風景な季節だとは分かってはいるが、取り合えずカメラは持参する。


西に向うに連れ天候が崩れる。会津若松市は穏やかな様相だが、途中の猪苗代周辺は行きも帰りも道路が濡れていた。先週タイヤを交換したので行ける所まで行こうと車を走らせる。結果的に国道には雪がなく、大沼郡金山町大字大志字掛橋から大志集落を眺める。


早春点描 ①」~ F8・SS1/125・ISO200・C-PL ~


背景の山々は残雪が消えてはいるが、ミゾレ混じりの氷雨が降り寒々としている。この時期、集落をメインで撮ることは殆どないものの、落ち着いたトーンに何故か惹かれた。


続いて上り午後一番の只見線を撮る。天候及び景観が宜しくないので車両に寄った構図をイメージし第二只見川橋梁及び第三只見川橋梁を周ってみる。

上画像、大沼郡三島町大字早戸字下ノ原の第三橋梁。雪解けで只見川は水位が上がり流れが早い。下画像、大沼郡三島町大字名入字上居平の第二只見川橋梁。ミゾレで靄が掛かった様子、そして川面の表情などから此方を選ぶ。


早春点描 ②」~ F8・SS1/320・ISO200 ~


希望する景観のまま車両が通過すれば良いのだが、鉄撮りはなかなかそうは行かない。今回もミゾレは小降りとなり、川面も何ら変哲のない姿になる。併しながらこの日は①と同じ色調が続きそれが良かった。車両は12:59頃通過の上り428D。平日のこの便、通常は三両編成なのだが、おそらく高校が春休みなので二両編成となっていた。また冬時間の運行は今月一杯で終わり、来月から通常の時刻に戻る。


さて①②とも補正は明度を整えるのみとなり、ほぼ撮って出しの状態だ。タイトルは本来の点描ではなく、物事の特徴的な部分を捉えて簡潔にスケッチする方の意。そんな意味もあり、二画像とも下部に写る樹木の枝を消去せずそのままとした。


尚↓の動画は昨年撮ったものです。


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