河沼郡柳津町 只見線と桜+etc

21日(日)、河沼郡柳津町大字柳津字寺家町甲、福満虚空藏菩薩圓藏寺裏の町道沿いにて只見線と桜の撮影を行う。線路沿いの枝垂桜は予想通り満開でとても美しい。

最初に上下始発便を撮る。まずは上画像の位置から会津柳津駅06:21発の上り422D、続いて下画像、同駅07:04発の下り423D。併し423Dは構図が芳しくなくボツとした。


春朝紀行 ①」~ F6.3・SS1/200・ISO640 ~


パンフなどで見る定番の内容。桜の時期、朝から陽が射し込み線路の左右に輝度差が生じてしまうが、個人的には好きな曇りでフラットな環境となる。但しやや暗めなのでISOと絞りで露出設定を行う。


始発便を撮った後、河沼郡柳津町大字郷戸字居平丁の滝谷駅にて撮影。車両は07:45発の上り424D。線路上を通る県道32号線からの撮影だが、橋桁に落下防止の金網が設置され構図が限られてしまうのが難点。


「春やうやう」~ F8・SS1/200・ISO320 ~


昔々の画像を見ると右側に桜があり、左の引込み線が使われていたりと景観が良かったようだ。そして何よりもっと正面から撮ることが出来たのが最大のポイントだった。撮影に関してのことではないが、鉄マニア・撮鉄ではないもののキハ40が始動する際の重々しいジーゼル音と排煙、これが堪らなく好きであります。


滝谷駅から再び福満虚空藏菩薩圓藏寺裏に戻る。始発の上下便の頃には私の他に二名程であったが、二便目の頃はかなりの三脚が並ぶ。車両は会津柳津駅08:46発の下り425D。


春朝紀行 ②」~ F8・SS1/200・ISO320 ~


始発の下りを撮った更に奥からフレーミングを行う。線路沿いギリギリに三脚を立て、車両の上部のみを撮るといった構想だが、足場が悪くずっと立っていると足腰の負担大。ピント位置を悩み右の桜に合わせたが、車両も何とか良い描写になったと思う。


画的に色々と思うところがあり来春も再tryしたい内容。因みに今春は月光寺の桜と只見線を撮らずに終いとなるようだ。


桜の状況確認で三島町から金山町へ向う。三島町の大林公園、カタクリは咲いているものの、桜はまだまだの状況。同じく宮下ダム、霧幻峡周辺もおそらく今週中から末だろう。


上画像は金山町の会津中川駅。未だ早春といった趣きであり、ツボミはまだまだ固しといったところだ。「春朝紀行 ②」で撮った425Dがちょうどやって来た。尚、今回撮影した只見線は全て動画で↓にupした。

奥会津を後にし喜多方市山都町朝倉字葛祖乙の棚田のオオヤマザクラへ向う。併しながらまだまだの先の状況であり、次の週末辺りにまた来ようと思う。

そんな訳でもうちょい奥にある鏡桜を回る。上画像のように形の良い桜であったが、数年前に右下側の枝が雪の重みで折れてしまった。実際、下画像のようにアンバランスな姿となってしまったものの、それでも入れ替わり立ち代り人々が訪れる。


「深山の印象」~ F5.6・SS1/200・ISO200・C-PL ~


標準域のレンズだと周囲の景観や折れた部分などをフレーミングすることになり、何より空模様が芳しくなく中望遠で切り取る構図とした。写り込み共々、目を惹く部分を抽出した次第だが、レタッチで陰影と色調、ボカシを加える。


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