大沼郡金山町 尻吹峠+etc

01日(日)、初秋の定点観測、大沼郡金山町大字川口の尻吹峠からの大志集落俯瞰、そして大沼郡会津美里町八木沢字七窪の蓋沼森林公園から会津盆地を眺める。

金山町々内の只見川に川霧の発生はなく、従って平地での撮影は行わず真っ直ぐ尻吹峠へ向う。その途中、撮影ポイント近くには崩落している箇所があり、道幅がかなり狭くなっているので注意が必要だ。

見上げれば雲の中の状態であった尻吹峠、到着してから準備をする内に晴れるだろうと高を括っていたのだが、会津川口駅05:31発422Dと07:05発424Dの二便ともその兆しは一切なく見送ることになる。

424Dから約一時間後の会津川口駅08:01着の423Dがやって来る頃には要約雲が流れ、視界が利くようになってきた。欲を言えば流れるような雲の出現があれば最高なのだが‥。


新秋眺望」~ F8・SS1/200・ISO250 ~


ここ数年は春の新緑時と秋初頭に撮影を行う尻吹峠だが、秋は黄金色の田んぼと大志集落の赤い屋根にノスタルジーな気持ちになる。車両は先に書いたように下り始発の423D。


やや霞みが残る景観は色彩もイマイチはっきりしない状況であり、現像はコントラストと明暗補正をメインに行う。色調に関しては青っぽさの残る色かぶりを調整する。


続いて423Dの折り返し便となる426Dの撮影で蓋沼森林公園へ向う。天候は撮影に適した薄曇りながら、見下ろす会津盆地は靄が掛かり見通しが悪い。実のところ此処からの眺めは常にこんな状況であることが多く、望遠レンズでの撮影は尚のこと先鋭さを欠く画質となり、後のレタッチ、特にコントラストの補正を意識した撮影を行っている。


秋物語り ①」~ F8・SS1/500・ISO200 ~


秋物語り ②」~ F8・SS1/500・ISO200 ~


車両は根岸駅発10:08の上り426D。因みに撮影順序は②が30秒ほど先になる。先々月にも撮影したが、尻吹峠と同様に今回は黄金色の田んぼが目的になる。併しながら奥会津と較べればその色付き具合はまだ早かったようだ。さらに先述したように靄による見通しの悪さなど、現像は油絵を描くような感覚で行った。


さてこの数日は涼しい日が続いていたが、月が替わり気温はそれ程ではないものの蒸し暑さが戻ってきた。早朝の尻吹峠でさえTシャツでOK、蓋沼森林公園では湿度感の高いまとわり付くような暑さを感じた。


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