河沼郡柳津町 只見線とそば畑

14日(土)、先週、河沼郡柳津町大字細八字大巻で撮影した内容が思わしくなく、出勤前、撮影に向う。先週は暑くて汗が流れたが、この日は薄いジャンバーを着込んでも寒く、いよいよ夏は名残の季節となってきたようだ。

早朝より農家の方が草刈りをしている。奥会津の一部では既に稲刈りが行われていたようだが、この辺りの稲もそばもそろそろ刈り取る頃となったのだろう。

さて先週の撮影、何が気になったのか。それは線路周辺が影になり輝度差が生じることだった。従って上りの始発便の頃はどうだろうと想像してみる。通過30分前はそば畑の一部のみに陽射しがありとても良い感じだが、通過時には矢張り日陰となってしまった。


とはいえまだ薄っすらとした具合なので後のレタッチを想定し撮影を行った。おそらく線路と雑木林は北向きなので午後も同じようになるだろうと推測するが、曇り時を待って撮影するのが適切かも知れない。


「秋 気 ①」~ F10・SS1/250・ISO250 ~


秋 気 ②」~ F10・SS1/320・ISO200 ~


①会津坂本駅06:26発上り422D、②同駅06:58発下り423D。斜光線でそばの色合いがオレンジっぽくなり、取り合えずWBを①4500k、②4700kとする。三島町や金山町の山間部とは異なり、周囲は明るく始発便も通常露出で撮影出来た。下りの始発便となる②は視点を変え、そば畑手前の稲もフレーミングする。


①②ともレタッチ内容はほぼ同じ。まずは車両周辺の明るさを+補正することだが、同時に彩度も調整し色合いを整える。続いてそばの花に関しては、先のWBでは補えない彩度と明暗の調整を行い見た目に近付ける。また陽射しによってコントラストが高くどうしてもギラギラした感があるため、車両以外に弱めのボカシ加工を行う。


日陰となるため色合いが暗いラッピング列車を避けたかったが、始発の上り便②はラッピング列車だった。因みのこのラッピング列車の連結位置、以前は下り側であったが作冬から今春にかけて上り側となり、今夏は元に戻ったが画像のようにまた上り側となった。ラッピング列車の配置は撮影場所によって状況が変わる。例えば第四橋梁、正面から撮影する場合は構わないが、水沼橋などからの撮影は些か気になるところだ。


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