早春の奥会津、只見線新車両を撮る part2

27日(金)、先週に続き早春の只見線、新車両撮影に行く。最初の目的はその際ピントを外してしまった大沼郡金山町大字水沼字沢東の第四只見川橋梁だが、その前に会津川口駅で停車中の新車両を眺めてみる。

何度も見てるうち徐々に慣れたのか、あまり違和感を覚えなくなっていることに気付くも三両ないし四両編成を未だ見たことがなく、多連結になると矢張り派手かも知れない。

この日の撮影は12:35分頃通過する午後一の上り便428Dが最初。先週と異なり薄日が射して見通しの良い状況だった。


「早春点描 op.2 ①」~ F8・SS1/400・ISO100 ~


只見川の色は緑が深く、橋梁及び車両の写り込みが美しい。雲間から陽光が射したり陰ったりと、車両の白トビを考慮し通過直前まで露出を決めることが出来ない。夏から秋にかけこの時間に晴れると左側が日陰となってしまうのだが、この時期そうなることはない。


柔らかい陽射しに見通しや色合いが良く、現像は所々の明暗やコントラストの補正を行い、ほぼ撮って出しに近い内容。


続いて大沼郡三島町大字桧原字下三平の第一只見川橋梁で14:27頃通貨の下り427Dを待つ。此処は道の駅脇のビューポイントと相対する川岸になり昨年の初夏以来となる。


「早春点描 op.2 ②」~ F14・SS1/250・ISO250 ~


撮影準備中、川面には幾らかの写り込みがあったものの、車両通過が近付くに連れ波立ち消えてしまった。従って当初の縦構図を急きょ横構図に変更する。加えて画面左側の枯れ木を取り込み橋梁をクローズアップする。新車両のカラーリングならではなのか、奥会津の春浅い山々に映えているようにも思える。


陽射しがやや強く川面のダークな色合いが背景の山々とアンバランスとなり、空色に近付けた色彩補正を行う。また車両の白トビを抑えながら全体の明度をやや+補正する。


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