みちのくに春到達、矢祭町戸津辺のサクラ

28日(土)、ちょうど一週間前に開花となった東白川郡矢祭町大字中石井字戸津辺の戸津辺のサクラ。昨年撮影を行った04/07は七分咲きの状態であったが、その時と比べれば二週間以上も早く満開となる。現場には暗い内に到着、その頃は小雨が降っておりしっとりとした景観となっていた。

とはいえ目的は花々の間から見える水郡線の撮影であり、先頭車両がこちら側を向く磐城石井駅06:07の始発323D、07:20発の325Dを待つ。

立ち位置は色々とあるが、画像の支え木と枝々を抜いた先にある線路をフレーミングする。毎度ピントを桜に合わせるか、それとも車両に合わせるかを悩む。ゆる鉄でお馴染みの中井精也氏であれば、下画像のように車両にピントを合わせ桜を前ボケとするだろう‥が、私は今回も昨年と同様に桜にピントを合わせる。323D及び325Dの二便が通過するのでその両方を試すことが出来そうだが、323D通過の時間帯はまだ暗く試し撮り的内容。因みに↓動画はその両便とも撮っている。


春ガキタ」~ F14・SS1/160・ISO500 ~


車両がある程度の輪郭を成すまで絞り、それに準じてISO感度を調整。この露出であっても画像は暗さが残り、現像は全体の明るさ補正、加えて撮影時のWB調整でも補えなかった色調の修正を行う。


「一雨しめり春の草」~ F10・SS1/400・ISO500 ~


次第に一部青空が覗き長露光撮影などを考えるが、風もあってストレートな撮影に留まる。個人的なことだが枝々を支える柱の様がどうも気になり全体像を撮ることが少ない。そういった訳で桜の根元に鎮座する社、そして覆い被さる桜の様に焦点を絞る。現像はコントラスト及び明暗補正の後にややぼかし加工を行う。


帰路の途中、郡山市中田町高倉字池袋の花木団地に寄ってみる。人出はいつもより少ないだろうか、一回りしながら数枚撮るがいまいちピンと来るものがなく終了。

更に花木団地からの帰路の途中、郡山市西田町三町目字桜内で車を停める。普段なら何気なく通り過ぎる場所だが、梅が咲く季節はちょっと話が異なる。三年前も撮っており、今回は手前側の流れも撮り込んでみた。


stream」~ F8・SS1/800・ISO250 ~


撮影時の空模様は芳しくなく、雲間から覗く陽射しを待つ。更に風が強く早めのSSによる撮影。現像はまず川べりに点在するビニール袋などのゴミを消去、春の小川のイメージで全体の明るさを+補正、花々及び川面の色合いや彩度の修正を行う。


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