信夫山、鳥ヶ崎展望デッキから眺める福島駅

10日(金)、新型コロナウィルスの影響で仕事の予定が急遽変更となり、ちょっと撮影に出る。行き先は福島市御山字羽山の信夫山から眺める福島駅と新幹線だが、その前に福島市松川町金沢字小手山浦の芳水の櫻へ寄る。

先週遠くから眺めると満開のようだったが、色は褪せたものの花はまだ散っていなかった。芳水の櫻といえが下画像の水面に写る桜だが、この日は寒風が吹きその様子を撮ることは出来ず、となれば違った捉え方で画作りを行う。


Paint a Picture」~ F8・SS20・ISO200・C-PL+ND400 ~


その違った捉え方とは風で動く桜を長露光で撮るということだが、イメージする明るさや動きを想像しながらSSを変え数枚撮影。その中からupした画像、カメラのモニターで確認すると空に白トビを起こしているもののPC上ではその発生は無い。曇り空なので現像の際にやや暖色補正、及び明暗の調整を行う。


続いて目的の信夫山に向かう。信夫山は東から熊野山、羽黒山、羽山の三峰で構成され総じて信夫三山と呼ばれる。三山には各々展望台があり、今回は西側の羽山にある鳥ヶ崎展望デッキより撮影。因みに羽山には月山神社の出羽三山が勧請され祀られている。

鳥ヶ崎展望デッキより福島駅を眺める。只見線の撮影で高い場所の眺めは慣れているが、市街地となるとまるで様相が異なり吸い込まれそうな感覚になる。此処からは夜景も良さそうだが駐車場から山道を五分ほど歩くようになり、色々な意味で夜は大変そうだ。


やまびこ No.140」~ F11・SS1/250・ISO400・C-PL ~


初めての撮影地、奥行きのある縦構図を選択しフレーミング。当初はそれ相応の望遠レンズが必要かと用意はしたが、上画像の内容であれば中望遠、若しくは標準ズームのテレ側でも間に合うようだ。


福島駅を通過する便も結構あり、更には秋田新幹線なのだろうか長く連結した車両もあった。upした車両はおそらく13:16発の上りやまびこ140。各上下便、及び車両の位置を色々と撮ってみたが、個人的に向かって左になる上り側レールで下側が良いと思う。


撮影は各建屋の照り返し除去でC-PLを使用、効果はMAX側とした。現像は色補正を行いくすみを除去。またコントラストの補正を部位毎に行った。


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