湖南町鬼沼から眺める猪苗代湖の春夕景

02日(土)、毎春、夕景を撮る郡山市湖南町舟津字鬼沼に行く。その年毎に水量に違いがあり昨年は湖底がかなり露出していたが、今年は良い感じの景観となっていた。

中程の浮島は水量が減ると右側と陸続きになる水深で、この日は釣り人が居たがその現在の深さは大人の膝位なのだろう。此処からの眺め、時折り車が通るものの耳に届くのは鳥の囀りと波音のみで、正にタイトル通りに落ち着く場所だ。


あゝしづかだしづかだ」~ F11・SS1・ISO100・C-PL+ND8 ~


いつもは長露光で湖面を平坦な描写としていたのだが今回は波紋の様を意識した。太陽が沈みかけた頃からND400 → ND100 → ND8と交換しながらその様を確認、結果SS1秒が適していた。撮影時間は18:11頃、やや暗くなったこの時間帯はND8を使い、風が吹けば表情が変わる波紋が良い様になるのを待ちながら撮影を続けた。


この日の空焼けは弱く、加えて靄が掛かり磐梯山もはっきりしない。従って現像は空の色合い、及び段階的に空から湖面に向けてアンダー補正を行う。


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