会津美里町で若夏の田園と只見線撮影

24日(日)、22日の金曜日、大沼郡会津美里町八木沢字七窪の蓋沼森林公園より会津盆地と只見線を俯瞰撮影したが、この日は線路沿いを散策する。

まずは会津美里町雀林字番常免の雀林踏切で始発の下り便を待つ。此処は前々よりキハ40を撮ろうと思っている内に時が過ぎ今となってしまった。

蓋沼森林公園のある山々はまだ霧の中。到着時は寒くジャンバーとセーターを着込むが、次第に暑くなりジリジリと肌に射す陽光はタイトル名の由来だったりする。


あの空はけふの暑さの所以哉」~ F11・SS1/250・ISO320 ~


車両は06:25頃通過の下り423D。東は左側なので写り込みの有無はあまり考慮していない。それより背景となる空の表情がどうなるかが気掛かりだった。結果的に曇天模様の空となった訳だが、単なる青空よりはドラマチックで個人的には好みだ。↓動画でご覧頂けるように線路沿いには多くの標識が立っており、車両と重ならない邪魔にならないなどを考慮しシャッターを切るタイミングをイメージする。


続いて大沼郡会津美里町字新沼尻で撮影する。因みに画像右側が会津高田駅。この時点で空模様は変わらず田んぼは銀色に輝く。


銀田ヲ行ク op.2」~ F13・SS1/250・ISO320 ~


車両は06:55頃通過の上り422D。太陽はまだ傾いた状態だが田んぼの写り込みははっきりしてきた。露出など撮り方に関して特に何もないが、多くの畦道には肥料袋や土嚢などが置かれており現像の際に消去する。


次は大沼郡会津美里町和田目沢田南、根岸駅近くで純光の写り込みを撮る。画像左側が間も無く根岸駅。車両は08:09頃通過の下り425Dと08:30頃通過の上り424Dだが、間合いや背景となる空の状態が宜しくなく425Dの画像はボツとし、20分後の424Dを待つ。


「若夏景趣」~ F13・SS1/400・ISO200 ~


昨夏も撮ったのだが、本来は空の面積を多く撮り込むのが正解か。正しそこに雲がないと単調な画像となってしまい、更に新車両のカラーリングが否が応でも目に付く。今迄この新車両を撮った感想として直近からの真横はどうしてもイマイチであり、奥会津の風景には斜め前後や遠景が私的にはマッチしているかと思う。


午前中最後の便は河沼郡会津坂下町大字五ノ併の金沢踏切周辺で撮る。車両は10:01頃通過の上り426D。此処は三月のキハ40運行最終日に撮った場所で今回は飯豊山とのコラボを考える。三月の撮影では引き過ぎてしまい、今回は逆に寄り過ぎでどうも間合いが上手く行かず何れ再tryしたい。


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