郡山市熱海町 ”麺屋 正遊”

二月に訪問した際、店舗改装で一ヶ月ほど休みになるとのことだったが、改装後初の訪問。外観は茶系のシックな装いとなってました。

内装は茶と白をベースに清潔感に溢れ、以前は外にあったトイレが店舗内に備えられた。
客席はテーブル四人席×三卓、小上がり四人席×三卓、カウンター五席となり、カウンターが二席増えたに留まるが、そのぶん広めのスペース感が心地良い。

メニュー内容、及び価格に変わりはないようだ。以前も書いたが大盛りの麺はその分を別鍋で茹でるのだが、その工程も同じだった。

チャーシュー麺 @940円+大盛 @170円


今回も迷わずチャーシュー麺を注文。配膳された丼内のビジュアルは修行先の白河市”とらや食堂”、及び田村郡三春町の”とらや分店 村田や”のラーメンとそっくりだが、チャーシューがやや小振りでスープ表面に浮いた金色の油が目を惹く。


まずはそのスープを一口、とても優しく鶏の風味が口内に広がる。ガツンと来る味覚は皆無なのだがこれは無化調故の味で、後からジワッと美味さが身体に沁みてきます。チャーシューはモモ肉とバラ肉からなり、燻した香りと噛めば染み出す脂の相乗効果は矢張り素晴らしい。以前はちょっと薄味かなと思ったこともあったが、変わらぬ肉々しさと相俟って今回もちょうど良かった。

この数回、麺は白河ラーメン特有のピロピロ感がなく、どちらか云えばベタッとした食感だったが、今回はコシがあり噛み応えが良くとても美味かったです。


一杯のラーメンと””面から向かい合い
”のこころとまごころ込めて
明日へ繋がる元気になる一杯を


以上、店名である”正遊”の由来です。