山藤と第一只見川橋梁

13日(金)、巻き付かれた樹木は堪ったものじゃないだろうが、山間にポツンポツンと見える山藤が綺麗な季節となりました。そんな光景を見ると、何年も前から撮ろうと思いつつ時を逃していた第一只見川橋梁沿いの山藤を思い出す。

そんな訳で午後の上下便を撮りに出掛けてみました。最初は大沼郡三島町大字川井字天屋原にて右側の藤と橋梁を撮り込みます。このポイントへは杉林をちょっと歩くのだが、左に曲がる箇所を曲がらずに直進といつの間にか新たな道が出来ていました。


爽風はこぶ ①」~ F10・SS1/320・ISO250 ~


車両は13:02頃通過の上り428D。いつもは橋梁を中心に背景をフレーミングするけれど、これだけ引いて撮るのは初めてかも知れない。言い換えれば引いて撮ったことがないので、右側の藤が構図内に入ったことがなかったと云える。雨後のためか山々の緑が輝くように美しいです。併しながら数年前はもっと花数があったと記憶する藤の状態はイマイチでした。


続いて大沼郡三島町大字西方字居平へ移動します。藤が中央の杉にも巻き付いているが、この画像には写っていない右側の藤と橋梁を縦構図で画作りします。その中央の杉が無ければ、朗々とした只見川の流れと第一橋梁をフレーミング出来るのでは‥と、思ったりする。


爽風はこぶ ②」~ F11・SS1/200・ISO250 ~


車両は14:23頃通過の下り427D。この日は終始風が吹き、川面の写り込みは現れませんでした。仮に写り込みがあれば横構図としたかも知れません。何とかの一つ覚えじゃないけれど、ピントは橋梁に置いてます。①②ともフラットな光線状態により撮影がとても楽で、後の補正も然程必要としなかったが、藤の花は色合い及び濃淡を修正しています。


さて先日”Today's mutter”で記したように、只見線は05/11から07/08内の32日間、西若松駅と会津三島駅間で昼の上下二便が運休となっています。詳しくは「JR東日本ニュース」を参照。因みにこの日の撮影はスケジュール表に合わせて来ました。


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