大沼郡金山町 霧幻峡+etc

先月の初めから六週間に渡り通った大沼郡三島町と金山町、本来の目的は三島町大字川井字天屋原の只見線第一橋梁なのだが、昨年のように川を這うような川霧に出合えず今に至る。それでもここ暫く湿度の高い夜が続き、今日こそはと出掛けてみるが矢張り不発で他の撮影地を回る。

先週に続き金山町大字大栗山字雨沼の霧幻峡から撮影を始める。最後の民家周辺で撮影を行っていると、毎回その家のお年寄りが出てきて話しをするのだが、いつものことなので顔を覚えられたというか、今朝は金山町の風景を題材にしたカレンダーを頂戴した。

次は金山町の大志集落へ向かう。尻吹峠から俯角で眺めるとホワイトアウトで何も見えないが、下に降りた国道252号線沿いからはご覧のように川面に霧は発生していない。

四週間前に撮影した金山町大字水沼字沢西の第四只見川橋梁、今日は二便目の上りを俯瞰で撮影を行うが、霧は出てないし川面の色は汚いし、おまけに墓地内の立ち居地は雑草が蔓延り上手く行きません。


さてさて07:30頃には撮影を終え、他に予定が無いので帰路に着く。10:00前に家に到着、あまりにも早い帰宅なので具合でも悪いのかと家人に心配されました w


睡い朝~ F8・SS1/40・ISO200 ~


到着時は然程川霧の発生はなく、別の場所に移動、その移動先から眺めると徐々に霧が発生しているのが確認でき直ぐに戻る。毎度のことだが霧の動きは速く、イメージする表情通りの流れを待つ。そのイメージとは川向の旧家を挟んだ川面と山合いの霧の発生なのだが、ほぼ狙い通りの画像になったように思う。


彩度とコントラストを抑えたレタッチを行い、未だ夢から覚めぬ朝を表現したかったのだが、それは彷徨いなのか流離いなのか、個人としては何かしらの目的を持って流離うことを願いたい。


@タイトルをクリックするとフォト蔵の大きな画像(別窓)が開きます。