喜多方市東町 ”喜多方ラーメン 蔵前”

昼を大分過ぎた頃に喜多方市内にいた。喜多方といえば喜多方ラーメンであるが、有名店はスムーズに入店出来ない、且つこの時間は既に終わっている可能性が大であり、何より空腹なので車から直ぐ目に付いた店に入ることにした。

その目に付いたのが東町にある”喜多方ラーメン 蔵前”。駐車場が店舗の両側にあり、大型車輌も乗り入れ可能なスペースがあった。併し入り口の雑草が潰れた店、ないし閑古鳥が鳴くかのような店に見えてしまい、これで客が入るのかといった印象を受ける。

店舗はその名の通り蔵を改装したもので、帰宅後に調べて分かったのだが明治時代に建てられた蔵のようだ。二階には70名収納可能な大きなスペースがあり、先に書いたように大型バスの団体客にも対応できそうだが、入り口の雑草が影響しているのか先客は居らず、後からの客も来なかった。

オーダーはチャーシューメン。以上のことから味はあまり期待しなかったのだが、そこそこイケます。太目のちぢれ麺はコシが強く個人的には固いといった印象。スープの表面には脂の層が僅かにあるものの、ビジュアルに反しかなりすっきりした味だ。ただその製作の過程に於いて、食材の配分や火加減などをちょっとでも間違えた途端にまずくなるような後味が残る。


チャーシューはバラ肉、適度に醤油の味が染み込んでおり、多めに盛られたネギなどなど喜多方ラーメンの基本的なポイントは抑えているが、返す返す店舗入り口の雑草は早く刈った方が良いですよ‥と、思った。


喜多方市東町4095 不定休